頚椎椎間板ヘルニア
- 首から肩、腕にかけて痛みがある
- 肩甲骨の内側が痛い
- 手や指にしびれがある
- 首を反らすと腕に痛みやしびれが出る
- 上を向く、うがいをする動作がつらい
- デスクワークで首や腕の症状が強くなる
- 腕が重だるい
- 握力が落ちた気がする
- 細かい作業がしづらい
- ボタンを留めにくい、箸が使いにくい
- 歩くとふらつく感じがある
- 病院で頚椎椎間板ヘルニアと診断された
〖頚椎椎間板ヘルニアとは?〗首から肩・腕・手に症状が出る神経のトラブル|ラッコ整骨院 宇都宮鶴田店
頚椎とは、首の骨のことです。🦴
首の骨は7つあり、その骨と骨の間には「椎間板」というクッションがあります。
椎間板は、首にかかる衝撃をやわらげたり、首をスムーズに動かしたりする役割を持っています。
頚椎椎間板ヘルニアは、この椎間板の一部が後方へ飛び出し、神経根や脊髄を刺激することで症状が出る状態です。
代表的な症状には、以下のようなものがあります。
✅ 首の痛み
✅ 肩甲骨まわりの痛み
✅ 腕の痛み
✅ 手や指のしびれ
✅ 腕の力の入りにくさ
✅ 手先の細かい動作のしづらさ
患者さんの中には、
「肩こりがひどいだけだと思っていた」
「肩甲骨の内側が痛いから背中の問題だと思っていた」
「腕がしびれるけど、首が原因とは思わなかった」
という方も少なくありません。
首の神経は、肩や腕、手指につながっています。
そのため、首の部分で神経が刺激されると、痛みやしびれが首だけでなく、肩甲骨・腕・手の方まで広がることがあります。
🔎 特に注意したいのは、首の動きによって腕や手の症状が変わるケースです。
たとえば、
✅ 首を反らすと腕がしびれる
✅ 横を向くと肩甲骨の内側が痛い
✅ 長時間のデスクワークで腕が重だるくなる
✅ 寝起きや運転後に手のしびれが強くなる
このような場合、単なる肩こりではなく、頚椎由来の神経症状が関係している可能性があります。
軽症では、首・肩・腕の痛みやしびれが中心です。
しかし、脊髄が圧迫されるような状態では、手先の細かい動作がしづらい、歩きにくい、足がもつれるといった症状が出ることもあります。
そのため、単なる首こりや肩こりと決めつけず、神経症状の有無を確認することが大切です。
〖頚椎椎間板ヘルニアの原因と主な症状〗なぜ肩甲骨の内側が痛い・腕がしびれるのか?|ラッコ整骨院 宇都宮鶴田店
頚椎椎間板ヘルニアは、ひとつの原因だけで起こるわけではありません。
多くの場合、椎間板そのものの変化に、姿勢や日常生活での首への負担が重なることで症状が出やすくなります。
① 椎間板の変性 🦴
椎間板は、加齢や長年の負担によって少しずつ変化していきます。
クッション性が低下すると、首にかかる負担が分散されにくくなり、椎間板や神経周囲にストレスがかかりやすくなります。
② 首に負担がかかる姿勢 📱💻
長時間のスマホ、パソコン作業、猫背、ストレートネック姿勢は、首に負担をかけやすくなります。
特に頭が前に出た姿勢では、首の後ろ側の筋肉や関節に負担がかかり、首まわりの緊張や神経症状につながることがあります。
③ 肩甲骨・胸椎の動きの悪さ 🔎
首は単独で動いているわけではありません。
肩甲骨、胸椎、肋骨、体幹の動きと連動しています。
肩甲骨や背中の動きが硬くなると、本来は分散されるはずの負担が首に集中しやすくなります。
その結果、首の痛みだけでなく、
✅ 肩甲骨の内側の痛み
✅ 背中の張り
✅ 腕の重だるさ
✅ 首を動かしたときの違和感
につながることがあります。
④ 神経症状による痛み・しびれ ⚡
頚椎椎間板ヘルニアでは、首の神経が刺激されることで、肩甲骨まわりや腕、手指に痛みやしびれが出ることがあります。
しびれの出方は人によって異なります。
✅ 親指側がしびれる
✅ 中指あたりがしびれる
✅ 薬指や小指側がしびれる
✅ 腕全体が重だるい
✅ 握る力が弱くなった気がする
このような症状がある場合、首だけでなく、神経の走行や筋力の左右差も含めて確認することが大切です。
⑤ 急な外力や負担 ⚠️
重い物を持つ、急に首をひねる、スポーツや交通事故などで首に強い力が加わることで、症状が出ることもあります。
もともと椎間板の変性や頚椎の問題がある場合、軽いきっかけでも痛みやしびれが出ることがあります。
〖頚椎椎間板ヘルニアの保存療法と日常生活での注意点〗首に負担をかけない姿勢・避けたい動き|ラッコ整骨院 宇都宮鶴田店
頚椎椎間板ヘルニアでは、症状の程度によって対応が変わります。
痛みやしびれが中心で、強い麻痺や歩行障害がない場合は、保存療法が選択されることがあります。
保存療法では、以下のような対応が行われます。
✅ 首に負担をかける姿勢や動作の見直し
✅ 痛みが強い時期の安静
✅ 薬物療法
✅ 理学療法
✅ 運動療法
✅ 神経症状の経過確認
ただし、保存療法といっても、やみくもに首を動かしたり、強く揉んだりすればよいわけではありません。
神経症状がある場合は、首の角度や姿勢によって症状が変化することがあります。
そのため、以下のような点を確認しながら慎重に進める必要があります。🔎
✅ どの姿勢で楽になるのか
✅ どの動きでしびれが強くなるのか
✅ 腕の力は落ちていないか
✅ 日常生活で困る動作は何か
✅ 症状が改善傾向か悪化傾向か
日常生活では、以下のような動作に注意が必要です。
⚠️ 長時間スマホを下向きで見る
⚠️ 首を強く反らす
⚠️ 痛みを我慢して首を回す
⚠️ 首をボキボキ鳴らす
⚠️ 高すぎる枕で寝る
⚠️ 長時間同じ姿勢でパソコン作業をする
⚠️ 重い荷物を片側だけで持つ
⚠️ しびれが強いのに自己判断で運動を続ける
特に、首を反らす動きで腕や手にしびれが出る場合は、無理にその動きを繰り返さないことが大切です。
また、症状が強い時期は「たくさん動かせば良くなる」というよりも、まず悪化する動作を減らし、首や神経への負担を落ち着かせることが重要です。
整骨院では、画像診断や手術適応の判断はできません。
そのため当院では、必要に応じて整形外科での検査をおすすめしながら、安全な範囲で首・肩甲骨・姿勢・日常動作のサポートを行います。
〖ラッコ整骨院での評価とサポート〗首だけでなく肩甲骨・胸椎・姿勢・神経症状まで確認します|ラッコ整骨院 宇都宮鶴田店
ラッコ整骨院 宇都宮鶴田店では、頚椎椎間板ヘルニアによる首・肩・腕の症状に対して、いきなり強い刺激を加えることはしません。
まずは、症状の出方と危険なサインの有無を確認します。🔎
① 症状の範囲を確認します
首だけが痛いのか、肩甲骨や腕まで症状が出ているのかを確認します。
✅ 首の痛み
✅ 肩甲骨まわりの痛み
✅ 腕の痛み
✅ 手指のしびれ
✅ 筋力低下
✅ 握力低下
✅ 手先の使いにくさ
✅ 歩行の違和感
痛みの場所だけでなく、しびれ・力の入りにくさ・日常生活で困っている動作まで確認します。
② 首の可動域と神経症状を確認します
首をどの方向に動かすと症状が出るのかを確認します。
特に、首を反らす、横に倒す、回す動作で腕に症状が出る場合は、頚椎由来の神経症状が関係している可能性があります。
必要に応じて、
✅ 感覚の左右差
✅ 筋力の左右差
✅ 手指の動かしやすさ
✅ 姿勢による症状変化
✅ 仕事中・睡眠中の症状
を確認します。
③ 肩甲骨・胸椎・姿勢を評価します
頚椎椎間板ヘルニアでは、首だけを見ても不十分です。
首への負担を減らすためには、肩甲骨や胸椎の動き、デスクワーク姿勢、呼吸、体幹の安定性も重要です。
当院では、
✅ ストレートネック傾向
✅ 猫背・巻き肩
✅ 肩甲骨の動き
✅ 胸椎の伸展・回旋
✅ 呼吸の浅さ
✅ 長時間座位での姿勢
まで確認し、首に負担が集中しにくい身体の使い方を目指します。
④ 物理療法・手技療法・運動療法を組み合わせます 💡
症状に合わせて、物理療法・手技療法・運動療法を組み合わせます。
痛みや筋緊張が強い時期は、首や肩まわりの負担を減らすことを優先します。
症状が落ち着いてきたら、肩甲骨・胸椎・体幹の動きを改善し、首に負担がかかりにくい姿勢と動作を作っていきます。
状態に応じて、電気刺激、温熱、手技療法、運動療法などを組み合わせることがありますが、大切なのは「首だけを強く施術すること」ではありません。
神経症状の状態を確認しながら、安全な範囲で段階的に進めることが重要です。
⑤ 日常生活で悪化しやすい動作も確認します 📌
頚椎椎間板ヘルニアでは、普段の姿勢や生活習慣が症状に影響することがあります。
たとえば、
✅ スマホを見る姿勢
✅ パソコン作業の姿勢
✅ 枕の高さ
✅ 車の運転姿勢
✅ 荷物の持ち方
✅ 寝返りのしやすさ
✅ 仕事中の休憩頻度
などです。
当院では、施術だけでなく、首に負担をかけにくい姿勢やセルフケアもお伝えします。
整形外科での検査をおすすめするケース ⚠️
以下のような場合は、整形外科での検査をおすすめします。
⚠️ 手や指のしびれが強い
⚠️ 腕に力が入りにくい
⚠️ 握力が急に落ちた
⚠️ ボタンを留めにくい、箸が使いにくい
⚠️ 字が書きにくい
⚠️ 歩きにくい、ふらつく
⚠️ 足がもつれる
⚠️ 排尿・排便に違和感がある
⚠️ 首を動かすと腕に強い痛みが走る
⚠️ 症状が日ごとに悪化している
⚠️ 交通事故や転倒後から症状が出た
⚠️ 発熱、強い倦怠感を伴う
⚠️ 夜間も強い痛みが続く
特に、筋力低下・手先の使いにくさ・歩行障害がある場合は、神経への影響が強く出ている可能性があります。
このような症状がある場合、整骨院だけで判断せず、整形外科や脊椎専門医での評価が重要です。
よくある質問
Q. 頚椎椎間板ヘルニアは整骨院で治りますか?
整骨院で、飛び出した椎間板を画像で確認したり、元に戻したりすることはできません。
当院では、整形外科で診断を受けた方に対して、首・肩甲骨・胸椎・姿勢・日常動作を評価し、症状の軽減や再発予防を目的とした保存的なサポートを行います。
Q. しびれがあっても施術を受けられますか?
しびれの程度によります。
軽いしびれでも、筋力低下や歩行障害を伴う場合は整形外科での検査が優先です。当院では状態を確認し、必要に応じて医療機関での検査をご案内します。
Q. 首をボキボキ鳴らす施術はしますか?
当院では、神経症状が疑われる方に対して、首を強くひねるような無理な施術は行いません。
安全性を優先し、状態に合わせた施術と運動療法を行います。
Q. デスクワークで悪化することはありますか?
長時間の前かがみ姿勢やスマホ姿勢は、首への負担を増やすことがあります。
姿勢、モニター位置、座り方、休憩の取り方を見直すことが大切です。
Q. 手術が必要ですか?
すべての方に手術が必要なわけではありません。
ただし、筋力低下、手先の使いにくさ、歩行障害、症状の進行がある場合は、整形外科で手術を含めた治療方針の相談が必要です。
まとめ
頚椎椎間板ヘルニアは、首だけでなく、肩甲骨・腕・手指に痛みやしびれを起こすことがある疾患です。
大切なのは、
「肩こりだろう」
「そのうち治るだろう」
「首を揉めばよくなるだろう」
と自己判断しすぎないことです。
特に、しびれ・筋力低下・手先の使いにくさ・歩行障害がある場合は、整形外科での検査が重要です。
ラッコ整骨院 宇都宮鶴田店では、診断が必要な症状は医療機関での確認をおすすめしながら、首・肩甲骨・胸椎・姿勢・日常動作を評価し、保存的なサポートを行います。
首から腕にかけての痛みやしびれ、頚椎椎間板ヘルニア後の不調でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
この記事の執筆者
執筆者:塩野圭吾
ラッコ整骨院 宇都宮鶴田店 院長
柔道整復師/インソール療法スペシャリスト
最終更新日:2026年6月1日
引用文献
- 日本整形外科学会.「頚椎椎間板ヘルニア」症状・病気をしらべる.
- 日本整形外科学会.患者向けパンフレット「整形外科シリーズ6 頚椎椎間板ヘルニア」.
- 日本脊髄外科学会.「頚椎椎間板ヘルニア」.
- American Academy of Orthopaedic Surgeons. “Cervical Radiculopathy.” OrthoInfo.
- Childress MA, Becker BA. “Nonoperative Management of Cervical Radiculopathy.” American Family Physician. 2016;93(9):746-754.
- Iyer S, Kim HJ. “Cervical radiculopathy.” Current Reviews in Musculoskeletal Medicine. 2016;9(3):272-280.
施術の流れ
受付でカウンセリング表を、お受け取りいただきます。ゆっくりお書き下さい。
ご記入いただいた内容を元に、じっくりお時間をとって個室でカウンセリングを行います。他に不調がないか丁寧にお聞きします。
カウンセリングの内容を元に、あなたに最も最適な施術の説明をさせて頂きます。
ご要望がありましたら、お気軽にお伝え下さい。
施術の説明を行った後、施術を行います。身体の構造を理解したソフトな手技で、強い力は使いません。
あなたの現在の体の状況をお話致します。院で出来ること、ご自宅で出来ること、気を付けて頂きたいことをお伝えしています。
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