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歩くとかかとが痛いのはなぜ?足底筋膜炎以外に考えられる原因を足の専門家が解説

歩くとかかとが痛いのはなぜ?足底筋膜炎以外に考えられる原因を足の専門家が解説

こんにちは😊
宇都宮市にある、ラッコ整骨院 宇都宮鶴田店です。

歩いていると、かかとが痛い。

朝起きた直後の一歩目がつらい。

長時間立っていると、かかとの痛みが強くなる。

運動後に、かかとの後ろが痛む。

このようなお悩みはありませんか?👣

かかとの痛みというと「足底筋膜炎」を思い浮かべる方が多いかもしれません。

しかし、かかとの周辺には骨・腱・筋膜・脂肪組織など複数の組織があり、痛みの原因は一つではありません。

今回は、足底筋膜炎以外に考えられるかかとの痛みや、痛みの場所から考えるポイントについて、足と歩行の専門家が分かりやすく解説します。

🦶 かかとの痛みは「場所」が重要です

同じ「かかとが痛い」という症状でも、痛む場所によって考えられる原因が異なります。

確認したい場所は、大きく分けて次の3つです。

かかとの裏側

かかとの内側

かかとの後ろ側

また、痛みが出るタイミングも重要です。

朝の一歩目に痛い

歩き始めだけ痛い

長時間歩くと痛い

運動中や運動後に痛い

押したときに一点だけ強く痛い

安静にしていても痛い

「どこが」「いつ」「どの動作で」痛むのかを整理することで、原因を考えるヒントになります🔍

👣 足底筋膜炎

足底筋膜炎は、かかとの裏側から土踏まずにかけて伸びる足底筋膜へ、繰り返し負担がかかることで痛みが生じる状態です。

特に多いのは、かかとの内側寄りの痛みです。

代表的な特徴には、次のようなものがあります。

朝起きた直後の一歩目が痛い

座った後の歩き始めが痛い

歩いていると一時的に軽くなる

長時間歩いた後に痛みが強くなる

かかとの内側を押すと痛い

ただし、「朝の一歩目が痛いから必ず足底筋膜炎」とは限りません。

痛みが強い場合や長期間続く場合は、他の原因も含めて確認する必要があります。

🟡 踵脂肪体への負担

かかとの骨の下には、歩行時の衝撃を吸収するクッションのような脂肪組織があります。

この部分へ繰り返し強い衝撃が加わると、かかとの中央付近に痛みを感じることがあります。

特徴としては、

かかとの真ん中が痛い

硬い床を歩くと痛い

裸足で歩くと痛みやすい

長時間立っていると痛む

指で押すと中央部分が痛い

などが挙げられます。

足底筋膜炎がかかとの内側寄りに痛みを感じやすいのに対して、踵脂肪体への負担では、かかとの中央に痛みを感じる傾向があります。

ただし、両方の負担が重なっていることもあります。

🦵 アキレス腱付着部の痛み

かかとの後ろ側が痛い場合は、アキレス腱の付着部に負担がかかっている可能性があります。

アキレス腱は、ふくらはぎの筋肉とかかとの骨をつなぐ大きな腱です。

運動量の急な増加や、繰り返しのジャンプ・ランニングなどで負担が蓄積することがあります。

特徴としては、

かかとの後ろ側が痛い

運動開始時に痛む

走った後に痛みが強くなる

階段や坂道で痛い

つま先立ちで痛む

靴のかかと部分が当たると痛い

などがあります。

ふくらはぎの硬さや足首の動きの低下が、アキレス腱付着部への負担に関係することもあります。

🦴 踵骨の疲労骨折

ランニングやジャンプなどを繰り返すことで、かかとの骨に小さな損傷が蓄積することがあります。

これを疲労骨折と呼びます。

転倒などの大きな外傷がなくても起こる可能性があるため、注意が必要です。

次のような症状がある場合は、疲労骨折も考慮します。

運動量を急に増やした

走るほど痛みが強くなる

かかとの骨を挟むように押すと痛い

歩行時の痛みが徐々に強くなっている

休んでも痛みが改善しにくい

腫れや熱感がある

疲労骨折が疑われる場合は、整骨院だけで判断せず、整形外科で画像検査を受ける必要があります。

🏃 成長期に多いシーバー病

小学生から中学生頃の成長期で、スポーツをしているお子さんに多いかかとの痛みとして、シーバー病があります。

成長期のかかとの骨には成長軟骨があり、走る・跳ぶといった動作によって繰り返し負担がかかると痛みが出ることがあります。

特徴としては、

運動中や運動後にかかとが痛い

走ると痛い

かかとを押すと痛い

片足または両足に症状が出る

つま先立ちで歩くことがある

練習を休むと痛みが軽くなる

などがあります。

成長痛として我慢させるのではなく、運動量や身体の状態を確認することが大切です。

👟 靴が原因でかかとに負担がかかることもあります

かかとの痛みは、靴の影響を受ける場合があります。

特に注意したいのは、次のような靴です。

靴底が薄い

クッションがつぶれている

かかとが固定されていない

靴のサイズが大きすぎる

靴底が片側だけ大きく減っている

サンダルなど脱げやすい履物を長時間使っている

靴の中で足が動くと、かかとへ摩擦や衝撃が繰り返し加わります。

反対に、靴が小さすぎる場合も、かかとの後ろが圧迫されて痛みにつながることがあります。

足に合った靴かどうかは、表示されているサイズだけでは判断できません。

足の長さ・幅・甲の高さ・かかとの収まりまで確認することが重要です。

🚶 歩き方や身体の動きも確認します

かかとの痛みがあるとき、痛む場所だけを確認しても原因が分からないことがあります。

足裏への負担には、次のような要素も関係します。

足首の動き

土踏まずの状態

足の着き方

歩幅

膝や股関節の動き

左右の体重移動

ふくらはぎの柔軟性

過去の足首の捻挫

足首が硬いと、歩行時にすねを前へ倒しにくくなり、かかとや足裏へ負担が集中することがあります。

また、痛い側をかばって歩くことで、反対側の足や膝に負担がかかることもあります。

⚠️ かかとが痛いときに避けたいこと

痛みがある状態で、無理に長距離を歩いたり走ったりすると、症状が悪化する可能性があります。

次のような対応には注意しましょう。

強い痛みを我慢して運動を続ける

硬いボールで足裏を強く押す

痛い場所を何度も強く揉む

自己判断で長期間放置する

合わない靴を履き続ける

痛み止めだけで運動を続ける

「動かした方がよい場合」と「休む必要がある場合」は、状態によって異なります。

強い痛みがある場合は、原因を確認してから運動やセルフケアを行いましょう。

🏥 整形外科を受診した方がよい症状

次のような場合は、整形外科での診察や検査をおすすめします。

体重をかけて歩けない

転倒や事故の後から強く痛む

腫れや熱感が強い

かかとの骨を押すと激しく痛い

しびれや感覚の低下がある

安静にしていても痛む

夜間も痛みが続く

運動量を増やした後から徐々に悪化している

数週間たっても改善しない

骨折や疲労骨折、腱の損傷などが疑われる場合は、レントゲンやMRIなどの検査が必要になることがあります。

🏥 ラッコ整骨院で確認すること

ラッコ整骨院 宇都宮鶴田店では、かかとの痛みがある場所だけでなく、足と身体全体の状態を確認します。

主に確認する項目は次のとおりです。

痛みが出ている場所

痛みが出る時間帯や動作

足首の可動域

ふくらはぎの柔軟性

足の形や土踏まず

足指の動き

歩行時の足の着き方

膝・股関節の動き

普段履いている靴

運動量や仕事内容

必要に応じて歩行分析を行い、足裏への負担がどこに集中しているのかを確認します👣

状態に合わせて、施術、ストレッチ、運動指導、靴のアドバイス、テーピング、インソールなどをご提案します。

ただし、すべての方にインソールが必要なわけではありません。

足と歩行を評価し、必要性を判断したうえでご説明します。

👟 ご相談の際は普段の靴をお持ちください

かかとの痛みについてご相談いただく際は、普段よく履いている靴をお持ちください。

靴底の減り方

かかとのクッション

靴のサイズ

足が靴の中で動いていないか

痛い部分に靴が当たっていないか

などを確認する材料になります。

仕事用・運動用・普段履きなど、症状が出る場面で使用している靴があると、より詳しく確認できます😊

🌿 まとめ

歩いたときのかかとの痛みには、足底筋膜炎以外にも、

踵脂肪体への負担

アキレス腱付着部の障害

踵骨の疲労骨折

成長期のシーバー病

靴の問題

足首や歩き方の問題

など、さまざまな原因が考えられます。

大切なのは、かかとの痛みをすべて足底筋膜炎と決めつけないことです。

痛む場所、痛みが出るタイミング、運動歴、足と身体の動きを総合的に確認する必要があります。

宇都宮市で、かかとの痛みや歩行時の足の不調にお悩みの方は、ラッコ整骨院 宇都宮鶴田店までお気軽にご相談ください😊

✍️ この記事の執筆・監修

執筆者

塩野 圭吾

ラッコ整骨院 宇都宮鶴田店 院長
柔道整復師
インソール療法スペシャリスト

足・足首・膝などの下肢症状を得意とし、足部評価・歩行分析・施術・運動指導・インソールを組み合わせたサポートを行っています。

監修者

山中 卓哉 医師

駅東ラッコ整形外科クリニック 院長
整形外科専門医

整形外科領域の医学的な観点から、記事内容を確認・監修しています。

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