上腕二頭筋長頭腱炎でお悩みの方へ|宇都宮市のラッコ整骨院 宇都宮鶴田店

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上腕二頭筋長頭腱炎

こんな症状でお悩みではありませんか

  • 肩の前側が痛い。
  • 腕を上げると肩の前がズキッとする。
  • 重い物を持つと肩〜腕の前側が痛い。
  • 服を着替える、洗髪する、高い棚の物を取る動作がつらい。
  • 野球・テニス・バドミントン・筋トレで肩の前側が痛くなる。
  • 四十肩・五十肩かと思っていたけれど、肩の前側だけが気になる。

〖上腕二頭筋長頭腱炎とは?〗肩の前側に痛みが出る腱のトラブル|ラッコ整骨院 宇都宮鶴田店

上腕二頭筋長頭腱炎とは、肩の前側を通る上腕二頭筋長頭腱に炎症や負担がかかり、痛みが出る状態です。

上腕二頭筋は、いわゆる「力こぶ」の筋肉です。

肘を曲げたり、手のひらを上に向けたりする働きがありますが、その一部である長頭腱は肩関節の中を通り、肩の動きにも関係します。

そのため、上腕二頭筋長頭腱に負担がかかると、

✅ 肩の前側が痛い

✅ 腕を上げると痛い

✅ 重い物を持つと痛い

✅ 投球やラケット動作で痛い

✅ 肩の前を押すと痛い

✅ 夜間痛が出ることがある

といった症状が出ることがあります。

Stanford Medicine 25では、上腕二頭筋腱障害は肩の前側の痛みの重要な原因であり、腱板損傷や肩インピンジメントなど他の肩疾患と一緒にみられることが多いと説明されています。

ここで大切なのは、

「肩の前側が痛い=上腕二頭筋長頭腱炎」と決めつけないことです。

肩の前側の痛みには、

✅ 腱板損傷

✅ 肩インピンジメント症候群

✅ 四十肩・五十肩

✅ 石灰沈着性腱板炎

✅ SLAP損傷

✅ 肩鎖関節障害

✅ 頚椎由来の痛み

なども関係することがあります。

日本整形外科学会も、肩の痛みには五十肩だけでなく、上腕二頭筋長頭腱炎、石灰沈着性腱板炎、腱板断裂などがあり、レントゲン・MRI・超音波検査などで区別すると説明しています。

つまり、上腕二頭筋長頭腱炎では、

痛みの場所・痛みが出る動作・筋力・肩甲骨の動き・腱板の状態

を総合的に確認することが大切です。

〖上腕二頭筋長頭腱炎の原因と主な症状〗なぜ腕を上げる・物を持つ・投げる動作で痛くなるのか?|ラッコ整骨院 宇都宮鶴田店

上腕二頭筋長頭腱炎の原因は、ひとつだけではありません。

肩の前側にある腱に繰り返し負担がかかることで痛みが出る場合もあれば、腱板損傷や肩インピンジメントなど、他の肩疾患に伴って二次的に痛みが出る場合もあります。

① 腕を上げる・持ち上げる動作の繰り返し

上腕二頭筋長頭腱は、肩の前側で負担を受けやすい腱です。

特に、

✅ 高いところに手を伸ばす

✅ 重い物を持ち上げる

✅ 腕を前に出して作業する

✅ 洗濯物を干す

✅ 子どもを抱っこする

✅ 筋トレでカール動作やプレス動作をする

✅ 投球・サーブ・スマッシュを繰り返す

このような動作が続くと、腱にストレスがかかりやすくなります。

Mayo Clinicでは、上腕二頭筋腱障害は肩関節につながる腱の刺激であり、腕を頭上で繰り返し動かすことが原因になることがあると説明されています。

② 腱板損傷や肩インピンジメントと一緒に起こることがある

上腕二頭筋長頭腱炎は、単独で起こることもありますが、実際には腱板損傷や肩インピンジメントなどと一緒にみられることがあります。

AAFPでは、一次性の上腕二頭筋腱炎は全体の一部で、多くは腱板断裂やSLAP損傷などを伴うことがあると説明されています。

つまり、肩の前側が痛い場合でも、上腕二頭筋長頭腱だけを見ていると不十分なことがあります。

特に、

✅ 腕に力が入りにくい

✅ 夜間痛が強い

✅ 肩を上げる途中で痛い

✅ 引っかかる感じがある

✅ 投球時に肩の奥が痛い

✅ 外傷後から肩が痛い

このような場合は、腱板損傷や関節唇損傷なども含めて確認する必要があります。

③ 肩甲骨・胸椎・姿勢の影響も受ける

上腕二頭筋長頭腱は肩の前側にありますが、肩の前だけの問題ではありません。

腕を上げる動作には、

✅ 肩関節

✅ 腱板

✅ 肩甲骨

✅ 胸椎

✅ 鎖骨

✅ 肋骨

✅ 体幹

が関係します。

たとえば、

✅ 猫背姿勢

✅ 巻き肩

✅ 肩甲骨が動きにくい

✅ 胸椎が硬い

✅ 腱板の働きが弱い

✅ 肩が前に出た状態で使っている

✅ 腕だけで持ち上げている

このような状態では、肩の前側にある上腕二頭筋長頭腱へ負担が集中しやすくなります。

日本の肩関節障害に関する文献でも、肩関節の痛みや可動域制限を考えるうえでは、肩関節のバイオメカニクス、運動時のストレス、肩周囲軟部組織の機能低下を把握することが重要とされています。

上腕二頭筋長頭腱炎で出やすい症状

上腕二頭筋長頭腱炎では、以下のような症状がみられます。

✅ 肩の前側が痛い

✅ 肩〜上腕の前側が痛い

✅ 腕を上げると痛い

✅ 重い物を持つと痛い

✅ 肘を曲げて力を入れると痛い

✅ 手のひらを上に向ける動作で痛い

✅ 投球・サーブ・スマッシュで痛い

✅ 肩の前を押すと痛い

✅ 夜間痛が出ることがある

✅ 肩に引っかかり感や違和感がある

代表的な確認方法として、SpeedテストYergasonテストなどがあります。Cleveland Clinicでは、Yergasonテストは上腕二頭筋長頭腱の障害、SLAP損傷、腱炎などを調べる身体検査として紹介されています。

ただし、自己判断で強く検査を繰り返すと痛みを悪化させることがあります。

痛みがある場合は無理に行う必要はありません。

特に注意したい症状は以下です。

🟥 転倒・外傷後から肩が痛い

🟥 腕に力が入りにくい

🟥 急に肩の前側に強い痛みが出た

🟥 肩や腕に「ブチッ」という感覚があった

🟥 力こぶの形が左右で違う

🟥 夜間痛が非常に強い

🟥 腕や手にしびれがある

🟥 数週間たっても改善しない

このような場合は、腱板断裂・上腕二頭筋腱断裂・SLAP損傷・頚椎由来の神経症状などを確認する必要があります。

〖上腕二頭筋長頭腱炎の保存療法と自宅での注意点〗安静・運動療法・避けたい動き|ラッコ整骨院 宇都宮鶴田店

上腕二頭筋長頭腱炎では、まず痛みを悪化させている動作を減らし、肩の前側にかかる負担を調整することが大切です。

AAFPでは、保存療法として、休息・冷却・鎮痛薬・理学療法・腱鞘内へのステロイド注射などが挙げられています。ただし、薬や注射の判断は医師の領域です。

整骨院では、肩の前側だけでなく、肩甲骨・胸椎・腱板・日常動作まで確認し、再発しにくい使い方を整えることが重要です。

痛みの程度に合わせた考え方

🟦 軽度

腕を上げると肩の前側が少し痛い

→ 痛みが出る動作を減らし、肩甲骨・胸椎の動きを整える

🟨 中等度

物を持つ・服を着る・スポーツで痛みがはっきり出る

→ 負担動作を一時的に制限し、腱板・肩甲骨まわりの運動を段階的に行う

🟥 強い症状

外傷後の痛み、力が入らない、夜間痛が強い

→ 整形外科で画像検査や医師の診察を検討する

自宅でやってよいこと

✅ 痛みが出る動作を一時的に減らす

✅ 重い物を無理に持たない

✅ 高いところへの作業を控える

✅ 肩を前に出した姿勢を長時間続けない

✅ 肩甲骨を軽く動かす

✅ 胸を軽く開く運動を行う

✅ 痛みのない範囲で腱板トレーニングを行う

✅ スポーツでは投球・サーブ・スマッシュ量を調整する

痛みがある時期に、無理に筋トレやストレッチを行う必要はありません。

特に、上腕二頭筋に強く力を入れるカール動作、重い荷物を持ち上げる動作、頭上での反復動作は、症状を悪化させることがあります。

避けたいこと

⚠️ 痛みを我慢して腕を上げ続ける

⚠️ 重い物を前方で持ち続ける

⚠️ 痛みがあるのにアームカールを続ける

⚠️ 肩の前側を強く揉みすぎる

⚠️ 投球やスマッシュを無理に続ける

⚠️ 夜間痛や筋力低下を放置する

⚠️ 腱板損傷やSLAP損傷を見逃す

上腕二頭筋長頭腱炎では、

肩の前側をほぐすだけでは不十分なことがあります。

大切なのは、

🟦 痛みの出る動作を確認

🟩 肩の前側への負担を減らす

🟨 肩甲骨・胸椎の動きを改善

🟧 腱板・肩まわりの筋力を整える

🟥 日常動作・スポーツ動作を修正する

という流れです。

2022年のシステマティックレビューでは、上腕二頭筋長頭腱障害に対する理学療法介入の研究はまだ限られているものの、保存療法は侵襲的治療の前に推奨されることが多いとされています。

〖ラッコ整骨院での評価とサポート〗肩だけでなく腱板・肩甲骨・胸椎・動作まで確認します|ラッコ整骨院 宇都宮鶴田店

ラッコ整骨院 宇都宮鶴田店では、上腕二頭筋長頭腱炎が疑われる肩の痛みに対して、肩の前側だけでなく、腱板・肩甲骨・胸椎・首・姿勢・日常動作まで確認します。

上腕二頭筋長頭腱炎は、四十肩・五十肩、腱板損傷、肩インピンジメント症候群と症状が重なることがあります。

① 痛みの場所と動作を確認します

まずは、どこが痛いのか、どの動作で痛いのかを確認します。

✅ 肩の前側が痛いのか

✅ 上腕まで痛みが広がるのか

✅ 腕を上げると痛いのか

✅ 物を持つと痛いのか

✅ 肘を曲げて力を入れると痛いのか

✅ 投球・サーブ・スマッシュで痛いのか

✅ 夜間痛があるのか

✅ しびれがあるのか

肩の前側に痛みがあっても、原因が上腕二頭筋長頭腱とは限りません。

そのため、痛みの出方を丁寧に確認します。

② 腱板損傷・四十肩・インピンジメントとの違いを確認します

肩の痛みでは、似た症状を見分けることが大切です。

特に、

✅ 四十肩・五十肩

✅ 腱板損傷・腱板断裂

✅ 肩インピンジメント症候群

✅ 石灰沈着性腱板炎

✅ SLAP損傷

✅ 頚椎由来の痛み

との違いを確認します。

Stanford Medicine 25でも、上腕二頭筋腱障害は腱板損傷や肩インピンジメントと関連してみられることが多く、SpeedテストやYergasonテストなどで評価すると説明されています。

必要に応じて、エコーで肩まわりの状態を確認したり、整形外科での画像検査をご提案します。

③ 肩甲骨・胸椎・姿勢を評価します

上腕二頭筋長頭腱への負担は、肩甲骨や胸椎の動きとも関係します。

当院では、

✅ 肩甲骨の動き

✅ 胸椎の伸展・回旋

✅ 猫背姿勢

✅ 巻き肩

✅ 首・肩まわりの緊張

✅ 腱板の働き

✅ 体幹の安定性

✅ 日常動作での肩の使い方

を確認します。

肩甲骨や胸椎が動きにくいと、腕を上げるときに肩の前側へ負担が集中しやすくなります。

④ 物理療法・手技・運動療法を組み合わせます

ラッコ整骨院では、状態に合わせて、物理療法・手技療法・運動療法を組み合わせます。

痛みが強い時期は、無理に強い刺激を入れず、痛みを落ち着かせることを優先します。

痛みが落ち着いてきたら、

🟦 痛みの軽減

🟩 肩甲骨・胸椎の動き改善

🟨 腱板・肩まわりの機能改善

🟧 物を持つ・腕を上げる動作の修正

🟥 スポーツ動作・再発予防サポート

という流れで進めます。

大切なのは、

上腕二頭筋だけをケアするのではなく、肩全体の動きの中で腱への負担を減らすこと

です。

整形外科での検査をおすすめするケース

以下のような場合は、整形外科での確認をおすすめします。

🟥 転倒・外傷後から肩が痛い

🟥 腕に力が入りにくい

🟥 肩や腕で「ブチッ」とした感覚があった

🟥 力こぶの形が左右で違う

🟥 夜間痛が非常に強い

🟥 肩を動かすと強い引っかかりがある

🟥 腕や手にしびれがある

🟥 数週間たっても改善しない

🟥 腱板断裂・SLAP損傷・腱断裂が疑われる

肩の前側の痛みは、上腕二頭筋長頭腱炎だけでなく、さまざまな肩疾患が関係します。

必要な場合は、医師による診断と画像検査を受けることが大切です。


よくある質問

Q. 上腕二頭筋長頭腱炎はどこが痛くなりますか?

肩の前側に痛みが出ることが多いです。

人によっては、肩から上腕の前側にかけて痛みが広がることもあります。

Q. 四十肩・五十肩とは違いますか?

違う状態として考えます。

四十肩・五十肩は肩関節の痛みと硬さが中心ですが、上腕二頭筋長頭腱炎では肩の前側の痛み、物を持つ・腕を上げる・肘を曲げて力を入れる動作で痛みが出やすいです。ただし、症状が重なることもあります。

Q. 筋トレは続けてもいいですか?

痛みがある状態で、アームカールやベンチプレス、ショルダープレスなどを無理に続けるのはおすすめできません。

痛みが落ち着くまでは負荷を調整し、肩甲骨・腱板・胸椎の動きを整えてから段階的に再開することが大切です。

Q. 投球やラケットスポーツは続けてもいいですか?

痛みの程度によります。

投球・サーブ・スマッシュで痛みが出る場合は、一時的に量や強度を下げる必要があります。痛みを我慢して続けると長引くことがあります。

Q. 整骨院では何ができますか?

痛みの出る動作、肩の可動域、腱板機能、肩甲骨・胸椎・姿勢を評価し、物理療法・手技療法・運動療法を組み合わせて、痛みの軽減と肩にかかる負担の改善をサポートします。必要に応じて整形外科での画像検査をご提案します。


まとめ

上腕二頭筋長頭腱炎は、肩の前側を通る上腕二頭筋長頭腱に炎症や負担がかかり、肩前面の痛み、腕を上げるときの痛み、物を持つときの痛みなどが出る症状です。

大切なのは、

「肩の前が痛いからそこだけ揉めばいい」

「四十肩・五十肩だろう」

「痛くても筋トレやスポーツを続ければ慣れる」

と決めつけないことです。

上腕二頭筋長頭腱炎では、腱板損傷、肩インピンジメント症候群、SLAP損傷、頚椎由来の痛みなどと見分けることが重要です。

ラッコ整骨院 宇都宮鶴田店では、肩の前側だけでなく、腱板・肩甲骨・胸椎・姿勢・日常動作やスポーツ動作まで確認し、痛みの軽減と再発予防をサポートします。

肩の前側が痛い、腕を上げると痛い、物を持つと肩に響く方は、お気軽にご相談ください😊


この記事の執筆者

執筆者:塩野圭吾

ラッコ整骨院 宇都宮鶴田店 院長

柔道整復師/インソール療法スペシャリスト

最終更新日:2026年5月29日


引用文献

  1. Churgay CA. “Diagnosis and Treatment of Biceps Tendinitis and Tendinosis.” American Family Physician. 2009;80(5):470-476.
  2. Varacallo MA, et al. “Proximal Biceps Tendinitis and Tendinopathy.” StatPearls. 2023.
  3. Stanford Medicine 25. “Shoulder Exam Tutorial: Biceps Tendinopathy.”
  4. McDevitt AW, et al. “Physical Therapy Interventions for the Management of Biceps Tendinopathy: An International Delphi Study.” International Journal of Sports Physical Therapy. 2022.
  5. 日本整形外科学会.「五十肩(肩関節周囲炎)」症状・病気をしらべる.
  6. 村木孝行.「バイオメカニクスに基づいた肩関節障害の評価と治療」理学療法の歩み.2014;25(1):3-10.
  7. Krupp RJ, Kevern MA, Gaines MD, Kotara S, Singleton SB. “Long Head of the Biceps Tendon Pain: Differential Diagnosis and Treatment.” Journal of Orthopaedic & Sports Physical Therapy. 2009;39(2):55-70.
  8. Cleveland Clinic. “Yergason’s Test.” 2022.

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