肋間神経痛・肋骨まわりの痛み
- あばらのあたりが痛い
- 背中から脇腹にかけて痛みが走る
- 胸の前や横がピリピリ痛い
- 深呼吸をすると肋骨まわりが痛い
- 咳やくしゃみで痛みが強くなる
- 身体をひねると背中や脇腹が痛い
- 片側だけ帯状に痛みが出る
- 背中から胸にかけて電気が走るように痛い
- 肋骨の間を押すと痛い
- デスクワーク後に背中や肋骨まわりがつらい
- 猫背や巻き肩が気になる
- 帯状疱疹のあとから痛みが残っている
- 肋骨をぶつけたあとから痛みが続いている
〖肋間神経痛・肋骨まわりの痛みとは?〗背中から脇腹・胸に痛みが出る神経のトラブル|ラッコ整骨院 宇都宮鶴田店
肋間神経痛とは、肋骨に沿って走る「肋間神経」が刺激されることで、背中・脇腹・胸の前側などに痛みが出る状態です。🦴
肋間神経は、背骨の胸椎付近から出て、肋骨に沿って胸や脇腹の方へ走っています。
そのため、痛みは一点だけでなく、肋骨に沿って帯状に広がるように感じることがあります。
痛みの出方には、次のような特徴があります。
✅ ズキッと刺すような痛み
✅ ピリピリする痛み
✅ 電気が走るような痛み
✅ 焼けるような痛み
✅ 片側だけに出る痛み
✅ 背中から脇腹、胸へ広がる痛み
患者さんの中には、
「心臓が悪いのではないかと不安になった」
「肋骨が折れたのかと思った」
「背中が痛いのに、胸の方まで痛みが出る」
「深呼吸すると痛くて怖い」
という方も少なくありません。
肋間神経痛は、神経の痛みとして出ることもあれば、胸椎・肋骨・筋肉・姿勢・呼吸の動きが関係して痛みが出ることもあります。
ただし、胸や背中の痛みは、心臓・肺・消化器などの病気と区別が必要な場合があります。
そのため、肋骨まわりの痛みがある場合は、痛みの場所や動作との関係だけでなく、息苦しさ、胸の圧迫感、発熱、発疹、外傷の有無なども確認することが大切です。
〖肋間神経痛・肋骨まわりの痛みの原因と主な症状〗深呼吸・咳・身体をひねる動作で痛む理由|ラッコ整骨院 宇都宮鶴田店
肋間神経痛・肋骨まわりの痛みは、ひとつの原因だけで起こるわけではありません。
胸椎や肋骨の動き、筋肉の緊張、姿勢、呼吸、神経の刺激、帯状疱疹後の神経痛、外傷など、さまざまな要素が関係します。
① 胸椎・肋骨の動きの悪さ 🦴
肋骨は、背中側で胸椎とつながっています。
身体をひねる、反らす、深呼吸をする、咳をするなどの動きでは、胸椎と肋骨が連動して動きます。
胸椎や肋骨の動きが硬くなると、肋骨まわりの筋肉や神経に負担がかかりやすくなります。
その結果、
✅ 深呼吸で痛い
✅ 身体をひねると痛い
✅ 背中から脇腹がつっぱる
✅ 肋骨の間が痛い
✅ 肩甲骨の下あたりが痛い
といった症状につながることがあります。
② 猫背・巻き肩・長時間の座り姿勢 📱💻
長時間のデスクワークやスマホ姿勢では、背中が丸くなり、胸が閉じやすくなります。
この状態が続くと、肋骨や胸郭が広がりにくくなり、呼吸が浅くなりやすくなります。
また、肩甲骨が外側に開き、背中や肋骨まわりの筋肉が緊張しやすくなります。
特に、
✅ デスクワーク後に背中や肋骨が痛い
✅ 猫背になると痛みが強くなる
✅ 胸が開きにくい
✅ 呼吸が浅い感じがする
✅ 肩甲骨の内側から脇腹にかけて痛い
という方は、姿勢や胸郭の動きが関係していることがあります。
③ 筋肉の緊張・スポーツ・急な動作 ⚡
肋骨まわりには、肋間筋、背中の筋肉、腹斜筋、広背筋など、身体をひねる動作や呼吸に関係する筋肉があります。
急に身体をひねる、重い物を持つ、スポーツで体幹を強く使う、咳が続くなどによって、これらの筋肉に負担がかかることがあります。
その結果、筋肉の緊張や炎症が肋間神経を刺激し、肋骨に沿った痛みとして感じることがあります。
④ 帯状疱疹・帯状疱疹後神経痛 ⚠️
肋骨に沿ったピリピリした痛みでは、帯状疱疹も注意が必要です。
帯状疱疹では、身体の片側にピリピリした痛みや違和感が出たあと、赤い発疹や水ぶくれが出ることがあります。
皮膚の発疹が出る前に痛みだけが出ることもあるため、初期には肋間神経痛と区別が難しい場合があります。
⚠️ 皮膚に赤みがある
⚠️ 水ぶくれがある
⚠️ 触れるだけでヒリヒリ痛い
⚠️ 片側だけ帯状に痛い
⚠️ 以前に帯状疱疹を経験した
このような場合は、早めに皮膚科や内科など医療機関で確認することをおすすめします。
⑤ 肋骨の打撲・骨折・胸部の病気 ⚠️
転倒、ぶつけた、スポーツ中の接触、咳が長く続いたあとなどに、肋骨まわりに強い痛みが出る場合は、肋骨の打撲や骨折が関係することがあります。
また、胸の痛みや背中の痛みには、心臓・肺・消化器などの病気が隠れていることもあります。
特に、胸の圧迫感、息苦しさ、冷や汗、発熱、吐き気などを伴う場合は、自己判断せず医療機関での確認が必要です。
〖肋間神経痛・肋骨まわりの痛みの保存療法と日常生活での注意点〗胸椎・肋骨・呼吸の動きを整えることが大切です|ラッコ整骨院 宇都宮鶴田店
肋間神経痛・肋骨まわりの痛みでは、まず危険な症状がないかを確認することが大切です。
胸の圧迫感、息苦しさ、冷や汗、発熱、発疹、転倒後の強い痛みなどがある場合は、整骨院ではなく医療機関での確認が優先です。
一方で、胸椎・肋骨・筋肉・姿勢・呼吸の動きが関係する痛みでは、保存療法によって症状の軽減を目指すことがあります。
保存療法では、次のような対応が考えられます。
✅ 痛みが強い時期は無理をしない
✅ 深呼吸で強い痛みが出る動作を避ける
✅ 胸椎・肋骨の動きを確認する
✅ 肩甲骨や背中の緊張をやわらげる
✅ 呼吸が浅くならないように整える
✅ 姿勢やデスクワーク環境を見直す
✅ 症状に合わせて運動療法を行う
肋骨まわりの痛みでは、ただ強く押したり、痛い部分を揉み続けたりするだけでは不十分なことがあります。
肋骨は呼吸に合わせて動くため、胸椎・肋骨・肩甲骨・横隔膜の動きが関係します。
日常生活では、以下のような点に注意が必要です。
⚠️ 痛みを我慢して深呼吸を繰り返す
⚠️ 強く身体をひねる
⚠️ 痛い部分を何度も強く押す
⚠️ 胸を張ろうとして腰を反りすぎる
⚠️ 長時間同じ姿勢で座り続ける
⚠️ 咳やくしゃみで痛いのに無理をする
⚠️ 肋骨をぶつけたあとに運動を続ける
⚠️ 皮膚の発疹があるのに放置する
特に、肋骨まわりの痛みは呼吸や体幹の動きと関係しやすいため、「痛みを我慢して動かす」よりも、痛みを悪化させる動作を見極めることが大切です。
📌 長時間座る場合は姿勢をこまめに変える
📌 背中を丸めすぎない
📌 深呼吸は痛みのない範囲で行う
📌 咳が続く場合は医療機関へ相談する
📌 発疹や水ぶくれがあれば早めに受診する
このようなポイントを意識しながら、胸椎・肋骨・肩甲骨が動きやすい状態を目指します。
〖ラッコ整骨院での評価とサポート〗肋骨だけでなく胸椎・肩甲骨・姿勢・呼吸まで確認します|ラッコ整骨院 宇都宮鶴田店
ラッコ整骨院 宇都宮鶴田店では、肋間神経痛・肋骨まわりの痛みに対して、痛い場所だけを見て判断することはしません。
背中から脇腹、胸にかけての痛みでは、胸椎・肋骨・肩甲骨・姿勢・呼吸の動きが関係していることがあります。
① 痛みの場所と出方を確認します 🔎
まずは、どこに痛みが出ているのか、どの動きで痛むのかを確認します。
✅ 背中側が痛い
✅ 脇腹が痛い
✅ 胸の前側が痛い
✅ 肋骨に沿って痛い
✅ 片側だけ痛い
✅ 深呼吸で痛い
✅ 咳やくしゃみで痛い
✅ 身体をひねると痛い
✅ 皮膚にピリピリ感がある
痛みの出方によって、筋肉・関節・神経・皮膚・内科的な問題など、考えるべき原因が変わります。
② 胸椎・肋骨・肩甲骨の動きを評価します 🦴
肋骨まわりの痛みでは、胸椎や肋骨の動きが重要です。
当院では、
✅ 胸椎の伸展
✅ 胸椎の回旋
✅ 肋骨の動き
✅ 肩甲骨の動き
✅ 背中の筋緊張
✅ 身体をひねる動作
✅ 呼吸時の胸郭の動き
を確認します。
胸椎や肋骨が硬くなると、呼吸や体幹の動きで肋骨まわりに負担がかかりやすくなります。
③ 姿勢・呼吸・首肩背中の状態も確認します 💡
肋間神経痛・肋骨まわりの痛みでは、姿勢や呼吸も大切です。
当院では、
✅ 猫背
✅ 巻き肩
✅ ストレートネック傾向
✅ 呼吸の浅さ
✅ 胸郭の広がり
✅ 肩こり・首こり
✅ 背中の張り
✅ デスクワーク姿勢
まで確認します。
背中が丸くなり胸郭が動きにくい状態では、肋骨まわりの負担が増えやすくなります。
そのため、痛みのある部分だけでなく、姿勢全体と呼吸のしやすさも確認します。
④ 物理療法・手技療法・運動療法を組み合わせます
症状に合わせて、物理療法・手技療法・運動療法を組み合わせます。
痛みや筋緊張が強い時期は、背中・肋骨まわりの負担を減らし、呼吸しやすい状態を作ることを優先します。
症状が落ち着いてきたら、胸椎・肋骨・肩甲骨の動きを改善し、再発しにくい身体の使い方を目指します。
状態に応じて、
✅ 電気刺激
✅ 温熱
✅ 手技療法
✅ 胸椎・肩甲骨まわりの運動
✅ 呼吸を使ったエクササイズ
✅ 姿勢指導
✅ 体幹の動き改善
などを組み合わせることがあります。
⑤ 医療機関での確認が必要な症状を見極めます ⚠️
肋骨まわりの痛みは、整骨院で対応できる筋肉・関節由来の痛みだけとは限りません。
胸の圧迫感、息苦しさ、冷や汗、発熱、発疹、外傷後の強い痛みなどがある場合は、医療機関での確認が必要です。
当院では、危険なサインが疑われる場合、無理に施術を進めず、整形外科・内科・皮膚科などの受診をご提案します。
整形外科・医療機関での検査をおすすめするケース ⚠️
以下のような場合は、整形外科や内科、皮膚科など医療機関での検査をおすすめします。
⚠️ 胸の圧迫感がある
⚠️ 息苦しさがある
⚠️ 冷や汗や吐き気を伴う
⚠️ 胸から左腕・あご・背中に痛みが広がる
⚠️ 発熱がある
⚠️ 咳が長く続いている
⚠️ 転倒や打撲後から肋骨が強く痛い
⚠️ 深呼吸ができないほど痛い
⚠️ 安静にしていても痛みが強い
⚠️ 夜間に痛みで目が覚める
⚠️ 皮膚に赤みや水ぶくれがある
⚠️ 片側だけ帯状に強いヒリヒリ感がある
⚠️ 手足のしびれや力の入りにくさがある
⚠️ 原因不明の体重減少がある
胸や背中、肋骨まわりの痛みは、筋肉や関節の問題だけでなく、心臓・肺・消化器・皮膚疾患・骨折などが関係することがあります。
特に、胸の圧迫感や息苦しさを伴う痛みは、自己判断せず早めに医療機関で確認してください。
よくある質問
Q. 肋間神経痛は整骨院でみてもらえますか?
胸椎・肋骨・筋肉の緊張・姿勢・呼吸の動きが関係する肋骨まわりの痛みであれば、整骨院で評価や保存的なサポートを行うことがあります。
ただし、胸の圧迫感、息苦しさ、発熱、発疹、外傷後の強い痛みがある場合は、医療機関での確認が優先です。
Q. 深呼吸をすると肋骨が痛いのは肋間神経痛ですか?
肋間神経痛の可能性もありますが、肋骨の打撲・骨折、胸椎や肋骨の関節、筋肉の問題、肺や胸膜の病気などが関係することもあります。
痛みが強い場合や息苦しさを伴う場合は、医療機関で確認してください。
Q. 背中から胸にかけて痛いのですが、心臓が心配です。
胸の圧迫感、息苦しさ、冷や汗、吐き気、左腕やあごへの痛みがある場合は、早急に医療機関で確認してください。
肋間神経痛に似た痛みでも、心臓や肺などの病気と区別が必要なことがあります。
Q. 皮膚にピリピリした痛みがあります。帯状疱疹ですか?
帯状疱疹では、痛みや違和感のあとに赤い発疹や水ぶくれが出ることがあります。
皮膚症状がある場合や、片側だけ帯状にヒリヒリする痛みがある場合は、早めに皮膚科や内科で相談してください。
Q. 肋骨まわりの痛みは姿勢と関係ありますか?
関係することがあります。
猫背や巻き肩、長時間の座り姿勢によって胸椎や肋骨の動きが悪くなると、肋骨まわりに負担がかかりやすくなります。
当院では、痛みの場所だけでなく、姿勢・胸椎・肋骨・呼吸まで確認します。
まとめ
肋間神経痛・肋骨まわりの痛みは、背中から脇腹、胸の前にかけて、肋骨に沿うような痛みとして出ることがあります。
大切なのは、
「ただの筋肉痛だろう」
「肋間神経痛なら放っておけばいい」
「胸の痛みだけど姿勢のせいだろう」
と自己判断しすぎないことです。
肋骨まわりの痛みには、胸椎・肋骨・肩甲骨・姿勢・呼吸の動きが関係することがあります。
一方で、心臓・肺・消化器・帯状疱疹・肋骨骨折などが隠れていることもあるため、胸の圧迫感、息苦しさ、発熱、発疹、外傷後の強い痛みがある場合は、医療機関での確認が必要です。
ラッコ整骨院 宇都宮鶴田店では、肋骨まわりの痛みを単なる筋肉の張りとして見るのではなく、胸椎・肋骨・肩甲骨・姿勢・呼吸まで確認し、身体に負担がかかりにくい状態を目指します。
背中から脇腹、胸にかけての痛み、深呼吸や身体をひねると出る肋骨まわりの痛みでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
この記事の執筆者
執筆者:塩野圭吾
ラッコ整骨院 宇都宮鶴田店 院長
柔道整復師/インソール療法スペシャリスト
最終更新日:2026年6月1日
引用文献
- Fazekas D, et al. “Intercostal Neuralgia.” StatPearls. 2023.
- Cleveland Clinic. “Intercostal Nerve Block.”
- Mayo Clinic. “Chest pain – Symptoms and causes.”
- Mayo Clinic. “When to seek help for chest pain.”
- Mayo Clinic. “Costochondritis – Diagnosis & treatment.”
- 日本皮膚科学会.「帯状疱疹」皮膚科Q&A.
施術の流れ
受付でカウンセリング表を、お受け取りいただきます。ゆっくりお書き下さい。
ご記入いただいた内容を元に、じっくりお時間をとって個室でカウンセリングを行います。他に不調がないか丁寧にお聞きします。
カウンセリングの内容を元に、あなたに最も最適な施術の説明をさせて頂きます。
ご要望がありましたら、お気軽にお伝え下さい。
施術の説明を行った後、施術を行います。身体の構造を理解したソフトな手技で、強い力は使いません。
あなたの現在の体の状況をお話致します。院で出来ること、ご自宅で出来ること、気を付けて頂きたいことをお伝えしています。
これにて施術は終了です。
お疲れ様でした!
お気をつけて、お帰り下さい。
お問い合わせはこちら
HOME
アクセス・料金
スタッフブログ
院長挨拶
施術メニュー
【頭・首・背中】
【肩・腕・肘】
【腰・臀部】
【股・膝・足】
- 踵の痛み・踵痛
- 種子骨障害・母趾球の痛み
- 足の甲の痛み・中足骨疲労骨折
- 足首の不安定感・慢性足関節不安定症
- 膝裏の痛み・ベーカー嚢腫
- 膝離断性骨軟骨炎
- 膝外側側副靭帯損傷・LCL損傷
- 後十字靭帯損傷・PCL損傷
- 膝前面痛
- 膝内側側副靭帯損傷・MCL損傷
- 前十字靭帯損傷・ACL損傷
- 半月板損傷
- 臼蓋形成不全
- 鼠径部痛・グロインペイン症候群
- 股関節唇損傷・FAI
- 変形性股関節症について
- 急性・慢性股関節炎
- 弾発股
- 変形性膝関節症について
- 膝に水が溜まるわけ?
- 子どもの膝の痛み
- 鵞足炎
- タナ障害
- 足関節捻挫
- 足底筋膜炎・足底腱膜炎
- 外反母趾
- 扁平足
- アキレス腱炎・アキレス腱症
- シンスプリント
- 踵骨骨端症・シーバー病
- 有痛性外脛骨
- モートン病
- 足根管症候群
- 肉離れ・筋損傷











