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足裏のストレッチで痛いとき、続けても大丈夫?見直すポイントと受診の目安

足裏のストレッチで痛いとき、続けても大丈夫?見直すポイントと受診の目安

足裏の痛みをよくしようとストレッチを始めたのに、伸ばすと痛い。終わってから歩きにくい。「硬いから痛いのだろう」と、続けていませんか?

鋭い痛みが出る、しびれる、終わった後に痛みが増す場合は、そのストレッチを無理に続けず、方法と足の状態を確認しましょう。痛みの強さは、ストレッチの効き目を示すものではありません。

今回は、足裏のストレッチを続けるか迷ったときの確認点と、受診を優先したい症状をお伝えします。

足裏が痛いからといって、原因は一つではありません

足裏のかかとから足指の付け根に向かって広がる足底筋膜の模式イラスト
足底筋膜(足底腱膜)は、かかとから足指の付け根に向かって広がる組織です。赤い部分は痛みが生じることのあるかかと付近を示した模式図で、痛みの場所だけで診断はできません。

かかとや土踏まずの痛みでは足底腱膜炎が知られていますが、足の痛みをすべて同じものとして扱うことはできません。けがの後の痛みや、しびれを伴う痛みなどでは、別の原因を確認する必要があります。[1]

そのため、動画で紹介されていた方法が、今の自分にも合うとは限りません。かかとの痛みの原因については、「歩くとかかとが痛いのはなぜ?」も参考にしてください。

🔎 続ける前に確認したい3つのこと

1.どこに、どんな感覚が出るか

ふくらはぎや足裏がゆっくり伸ばされる感覚なのか、一点に刺すような痛みが出るのか、ピリピリしびれるのかを区別しましょう。ただし、感覚だけで安全性や病名を判断できるわけではありません。

痛みが出る場合は、強く伸ばして確かめようとせず、いったんその動作をやめて相談してください。厚生労働省の健康情報サイトでは、一般的なストレッチの原則として、痛みを伴わない心地よい範囲で行うことを案内しています。これは健康づくりのための説明であり、足底腱膜炎の治療方法を一律に決めるものではありません。[2]

2.終わった後に歩きにくくなっていないか

当院への相談時には、実施中の感覚だけでなく、その後の歩きやすさもお伝えください。「直後は変わらないが夕方に痛む」「翌朝の一歩目がいつもよりつらい」といった情報が、運動の量や生活上の負担を見直す手がかりになります。

翌日に痛みが増したからといって、ストレッチだけが原因とは断定できません。歩いた量や立っていた時間も含めて記録しておくことをおすすめします。

3.回数や強さを自己判断で増やしていないか

「早くよくしたい」と、指を強く反らす、反動をつける、痛みを我慢して長く続ける方向へ変えていないか振り返りましょう。処方された運動がある場合は、回数や方法を変える前に担当者へ確認してください。

痛みが出るストレッチを休むことと、すべての活動を長期間やめることは別です。どの動きを続け、どの負担を減らすかは、症状に合わせて相談しましょう。

ストレッチは、足底腱膜炎の対策の一つです

壁に両手をつき、前の膝を曲げて後ろのかかとを床につけたふくらはぎのストレッチ姿勢
壁を使ったふくらはぎのストレッチのイメージ。全員に同じ方法が適するわけではありません。痛みを我慢して行わず、方法や負荷は担当者に確認しましょう。

日本整形外科学会は、足の慢性障害の背景として、使い過ぎだけでなく柔軟性や筋力、足の形、靴などの要素も挙げています。ストレッチの回数だけでなく、こうした負担にも目を向けることが大切です。[4]

治療に関する補足として、海外の2023年の足底腱膜炎に関する診療ガイドラインでは、足底腱膜とふくらはぎのストレッチが推奨されています。同時に、足・足首の筋肉に対する抵抗運動も推奨されています。[3]

つまり、ストレッチそのものを避けるという話ではありません。対象となる状態を確認し、適切な方法で取り入れることが大切です。「推奨されているから、痛くても同じ方法を続ける」という意味ではありません。

インソールとの組み合わせについては、「インソールを入れても足が痛い?買い替える前に確認したい3つのこと」で紹介しています。

ストレッチより先に、医療機関へ相談したい場合

けがの後の強い痛み、足の変形、歩けない状態では、速やかに医療機関を受診してください。痛みが悪化する、繰り返す、足にしびれや感覚の低下がある場合も、自己判断でセルフケアを続けないようにしましょう。糖尿病があり足に痛みが出た場合も、医療機関への相談が必要です。[1]

当院では、足の状態と普段の動きを確認します

ラッコ整骨院 宇都宮鶴田店では、足・靴・歩き方・足圧の評価を行っています。足圧は荷重のかかり方を確認する材料の一つであり、測定結果だけで痛みの原因を決めるものではありません。

対応には、足部内在筋などのトレーニング、足部と全身の動きのつながりを考えた運動療法、靴のアドバイス、必要に応じたインソールの提案があります。ストレッチだけを増やすのではなく、状態と生活に合わせて組み合わせを検討します。

相談の際は、普段の靴と、行っているストレッチの内容が分かるメモや動画をご用意いただくと確認しやすくなります。いつ、どの部分が痛むかもお伝えください。

宇都宮市で足裏の痛みやセルフケアの方法にお悩みの方は、ページ内の電話・LINE予約からご相談ください。医療機関での確認が必要な症状は、受診を優先しましょう。

💬 足裏のストレッチについて、よくある質問

Q.足底腱膜炎なら、痛くても伸ばすべきですか?
A.痛みを我慢して続けることは勧めません。足底腱膜炎ではストレッチが推奨されていますが、痛みが出る方法を全員が続けてよいという意味ではありません。方法や負荷を担当者に確認してください。[2][3]

Q.翌朝に痛みが増したら、ストレッチが原因ですか?
A.それだけでは断定できません。ストレッチの方法に加え、前日の歩行量や立ち仕事なども相談時に伝えましょう。悪化する痛みは医療機関に相談してください。[1]

相談前のメモ|この4点を教えてください

  • 場所:かかと・土踏まずなど、どこが痛むか
  • タイミング:伸ばしている間・直後・翌朝など
  • 方法:どの動きを、何秒・何回行ったか
  • 生活:普段の靴、歩く量や立つ時間の変化

運動の動画があれば、普段の靴と一緒にお持ちください。電話・LINE予約は、このページの予約ボタンからご利用いただけます。

📚 参考資料

[1]https://www.nhs.uk/symptoms/foot-pain/heel-pain/

[2]https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/exercise/s-04-007.html

[3]https://doi.org/10.2519/jospt.2023.0303

[4]https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/chronic_problem_with_foot.html

✍️ この記事の執筆・監修

執筆者

塩野 圭吾

ラッコ整骨院 宇都宮鶴田店 院長
日本足病学協会認定柔道整復師

監修者

山中 卓哉 医師

駅東ラッコ整形外科クリニック 院長
整形外科専門医

整形外科領域の医学的な観点から、記事内容を確認・監修しています。

🏥 足裏の痛み・運動方法のご相談

足の状態に加え、靴・歩き方・足圧を確認し、運動療法や靴のアドバイスなどを検討します。ご相談時は、痛む場所と行っているストレッチをお伝えください。

ラッコ整骨院 宇都宮鶴田店
〒320-0046 栃木県宇都宮市西一の沢町13-42
作新学院目の前/駐車場8台/予約優先制

電話番号:028-680-6824

 

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